オンライン英会話で言いたい言葉が出てこない人
「せっかく覚えたフレーズも、講師が目の前にいると出てこない。言葉が出てこない、浮かばない。こんな僕でも会話を続けられるような便利フレーズないかな?」
そういった疑問に答えます。
また先日こういったツイートをしました。
✅オンライン英会話で質問に対して言葉が出てこないとき対処法
・excuse me?
・for example?for example?は超便利。これでボールを相手に返せて自分は聞き手に回れる。後はそのフレーズを自分に置き換えて話すだけ
excuse me?も使いまくって気まずいなら、for example?でお手本を聞き出しましょう。— クラサン@英会話ブロガー (@thnmsr1111) October 31, 2021
覚えたはずの言葉がレッスンで出てこない。でもレッスン後のふとした時にフレーズを思い出す。実はそれ、センテンスは頭に入っているけど、すぐ取り出せない状態。繰り返せば必ず上達します。
本記事はこんな方におすすめします。
- なんなく回答がうかばない
- 単語が浮かばない
- 文章が組み立てられない
。
本記事ではそんな初心者でも会話を続けられ、ちょっとしたフレーズでうまく相手を誘導し、こちらが簡単に受け答えできる方法について解説します。ぜひ次回のオンライン英会話でためしてみてくださいね。
さくっと解説します。
- 朝時間帯の早朝レッスンは本当に正義なのか?
- 『朝型』OR『夜型』どちらのレッスンがいいのか?結論を出す
本記事の信頼性
- DMM英会話 →レッスン総回数500回 ・レッスン総時間12,000分
- 産経オンライン英会話 →レッスン総回数2,600回 ・レッスン総時間1,300時間
→社内英語研修担当を任され、社員英語力を+5%英語力を底上げ。仕事や趣味を通じて、世界中の人とつながり、”英語で世界が変わった”。
目次
言葉が出てこない理由は【5つあります】
下記で説明します。
- 言葉が出てこない原因は主に5つ
- 経験さえ積めば英語は話せる
言葉が出てこない原因は主に5つ
オンライン英会話は会話のキャッチボールなので、双方で意見を聞き取ってコミュニケーションととっていくもの。
しかし普通、初心者のうちは、そう簡単に言葉が出てこないものですよね。
一言で「出てこない」といっても5つパターンがあると思います。
- まったく思いつかない
- 単語が出てこない
- 文型が出てこない
- 文法が気になり発言できない
- 間違いが怖くて発言できない
気持ちを言い換えると下記のとおり。
- まったく思いつかない → 全くの知識不足
- 単語が出てこない → 思いついた日本語の英語が思いつかない
- 文型が出てこない → 間違いを指摘されるのが怖い
- 文法が気になり発言できない → 文法が気になり声に出せない
- 間違いが怖くて発言できない → 間違いを指摘されるのが怖い
ほとんどの方は1や2あたりになるかと思います。本当なら、継続していけばスムーズにでてくるものですがそこまでのハードルが高いことから、途中で辞める人が多いんですよね。
英会話エクスプレス出版によると、オンライン英会話を始めた人の約7割が、3ヶ月以内にやめてしまうそうです。
このあたりが上記の1,2のレベルに相当する時期だと思います。
経験さえ積めば英語は話せる
僕の場合ですがTOEICだと270点くらいだったのですが、産経オンライン英会話Plusに飛び込みました。
当然のように初回レッスンは見事に撃沈。そのまま3ヶ月目頃継続しても成長が見えずに、あきらめそうになったりしました。でもなんとか継続しつつ、効果を実感できるうようになり、気がつけば5年経ちました。
そこで感じたのは
成長を実感できるまでには時間がかかって、ほとんどの人は無成長の期間に耐えきれず挫折するものだ。
というのが大半で、逆に言うと、ここさえ乗り切れば英語が話せるようになるってことです。
※この時期のレッスンの受け方は特に重要で、モチベーションについては≫【オンライン英会話3ヶ月経過後に読む記事】上達する為の2つの法則で解説しています。
次の章から初心者でもできる会話を続ける魔法のフレーズ、コツについて解説します。
言葉が出てこないときでも会話を続けるコツ【4選→全て実証済み】
3つの方法があります。
- 「excuse me?」で聞き直す
- 「for example?」で答え方を講師に喋らせる
- ホワイトボードで聞き出す
- 小学生でもわかる言葉に言い換える
「excuse me」で聞き直す
はじめに言っておきますが、オンライン英会話で普通のスピードで話されたら、リスニングに自信がある人でも完璧に聞き取るのは難しいですよ。
だって、フィリピン人講師は、アメリカのコールセンターを請け負っているくらい英語のレベルが高いので、
ましてや初心者なら、ほぼほぼ聞き取るのは困難。だから、聞いてわかなんなかったら、すかさず
Excuse me?
Could you say that again?
で聞き直す。
変に知ったかぶりでトンチンカンな答えよりサクッと聞き直した方が、10倍すばらしいです。
ようはわからないこと、わからないままにしないということ。
あと聞き直しに加えて、あいづちとかも有効ですよ。これができるようになると講師に話させる機会が増えます。そうすると自分のヒヤリング力が飛躍的に伸びます。話すことも重要ですが、聞き取れていないと話せません。
ヒヤリング力が飛躍的に伸びるあいづち・質問については≫読むだけで身に付いて会話が続く【あいづち・質問・聞き直しのコツ】33選で詳しく解説します。
でも実はこれだけでは解決できないのです。
なぜなら、聞き取れたとしても、自分はなんと答えていいのかがわからない。結局、初心者のうちは一発で聞き取れないので何度も“Excuse me?”を連発することになる。
しかも、、次答えるのは自分だけど戦闘態勢ができてない。なぜなら聞き取りに一生懸命だったから。
でも実は初心者でも、全く文法やフレーズを覚えていなくても、文章をつくれなくても話せる裏技があります。
その裏技→魔法のフレーズは下記で説明します。
「for example?」で答え方を講師に喋らせる
魔法のフレーズは以下。
『For example?』
これだけ。講師はfor example?に対して答えなければならず、あなたは聞き手に回れます。
あなたは、講師の例文を使って自分に置き換えて話す。
これだけです。
下記に具体例をだします。
知らない単語を講師から自然に聞き出す
講師:What did you do last weekend?
(あなたは、週末の日は何をしましたか?)
あなた:「聞き取れず」excuse me?
講師:「少しゆっくり」What did you do last weekend?
(あなたは、週末の日は何をしましたか?)
あなた:「(あなたは週末は何をしていますか?と聞いているな・・・でもなんと答えたらいいだろう・・・?)」
あなた:「for Example?」
講師:I spent the weekend watching NETFRIX at home.
(私は、週末には家でNETFRIXを見て過ごしました)
あなた:(あ〜なるほど spend でつなぐのね)「I spent the weekend rest at home.」
講師:How did you get there?
(そこにはどうやって行ったの?)
あなた:「聞き取れず」Could you say that again?
講師:For example.... by taxi.
(タクシーで)
あなた:by car. I was driver and tired.
(車で行きました。私はドライバーでしたのでとても疲れました。)
上記の通り。
めちゃくちゃ使えますよね。
ホワイトボードで聞き出す
ここもマジで重要です。
- 聞き直しも数回やった。
- なんとか聞いていることがわかった。
- For exampleで例文もわかった。
あとは、自分のことに入れ替えて話すだけ。
でも、単語が出てこない・・えっと、なんだっけ?
喉まででているのでに単語がでてこない。気持ちが焦ってでてくるものもでてこなくなる。
講師は、画面の向こうで笑顔で、自分が答えるのを待っている。
それをみるともっとテンパって、言葉が出てこない。
頭が真っ白。
考えることさえできない。
ヤバい。
ダンマリ。
・・・。
終了。
こんなときは、いくら考えても出てこないのがオチ。自力で英単語を思い出すのはあきらめて、講師に聞いてしまう方法があります。
ホワイトボード。
簡単に絵を書いて指を指しながら「like this (このような感じ)」といえばオッケー。超てっとり早いし、書くことで、講師は想像をめぐらしてあれこれ回答してくれます。『秒』で単語を教えてくれるとおもいますよ。
ホワイトボードに書いた絵と一緒に使う言葉は下記。
What is this called?(これはなんと呼びますか?)
このセット使うことで、講師が勝手に答えてくれますので、それにyesで答えるだけ。
ホワイトボードは百均にあるので、ボードとペンを準備しておけば、かなり重宝します。「スマホで検索して見せるのが早くないですか?」という意見もいただきましたが、断然書いたほうが早いですよ。
小学生でもわかる言葉に言い換える
ここからは少しだけ上級ですが、初心者でもできるはずですので紹介します。
そもそもの話、、
多少の差こそあれ、日本人に備わっている英語力など、たかが知れています。
たとえ、日本人で英語でそこそこ話せるひとも頭に浮かんだことをすぐに英語変換できるほどの力は持っていない。
じゃどうやっているか。
思いついた日本語を、英語に変換するのではなく、
思いついた日本語をかんたんな日本語へ変換して英語にする
いくつか事例を出します。○の中に入る単語はわかりますか?
・私は拒否出来ません。I can't ○○.
・台風が上陸します。 Typhoon will ○○.
・このバッテリーは高寿命です。 This Battery has ○○.
そのまま訳すのは、かなり難しい。このように普段何気に使っている日本語を英語にすることは結構難しいことが分かったと思います。思いついた日本語を英語に変換しないこと
なのでこれらを、そのまま英語化するのではなく、小学生にでもわかる言葉に変換すること。
では、先ほどの単語を小学生にでもわかる言葉に変換してみます。
拒否 ⇒ 断れない ⇒ 賛成できない
I can't agree.
上陸する ⇒ 上陸する ⇒ 来る
Typhoon will come.
高寿命 ⇒ 寿命が長い ⇒ 命が長い
This Battery has long life.
上記の通り。知っていることばに置き換えました。
コツは下記の2ステップ↓
ポイント
- 思いついた英語を、小学生にも伝わる簡単な日本語に変換する
- 変換した簡単な日本語を英語化する。
上記の通り。
この言い換えについては、コツがありまして、それについては、≫『言いたい事が言えない。言葉が出てこない』そんなときの時のズルい”言い換えワザ”【オンライン英会話 初心者向け】で詳しく解説していいますので、ぜひ参考にしてください。これができるようになると難しい単語の記憶は不要ですよね。
なにはともあれ、英語力を鍛えるには時間がかかり、地道な積み重ねが不可欠です。それはそれで大事かもですが、この日本語→かんたんな日本語変換ができればずっと効率的だと思いませんか?
思い切ってごまかしましょう
まとめ
というわけで今回は以上です。
まだオンライン英会話スクールを始めていない方は、ぜひ下記の手順でトライしてみましょう。
撃沈するかもですが、それもまた良し。失敗がないと成功しませんから。失敗する、冷や汗をかく、くやしい経験をすることで人は大きく成長できますから。
大丈夫。
少しでいいから挑戦して、少しでいいから失敗から学んで、少しでいいから傷を負うことを覚悟すればオンライン英会話ほどイージーなものはありません。
まずは無料でやってみる→yes
また明日考える→『明日やろうはばかやろう』です。